仕事は習慣

仕事は習慣だ。

 同じ事をやりつづけなければならない。意味が無いと思えることもたびたびやることになるだろう。こんなことやってて意味あるのか?という自問と何度も戦うことになる。

 だが、それでもさらに続けるうちに、そうした疑問も徐々に消えていき、「さて今日もやるか」、さらに続けると「やらなきゃ落ち着かない」領域になる。

 仕事は習慣である。慣れていくのだ。「同じことの繰り返しを許容し当たり前にする精神を手に入れること」こそが慣れでありスキルであり手に職をつけるということなのだ。

 能力なんてものは、後からついてくる。大事なのは習慣の方である。このあたりの話が本当に大事なことなのだ。

 人里を離れ仏像を彫り続ける生活も。迷路を描き続けるのも。一見意味が無いが、精神的な筋力を鍛えているのである。本当にやるべきことを、「やらなきゃ落ち着かない」になってしまえば、もうこっちのものではないか。